巨木の自我
愛を説くエーベ神
エーベ様とアリサ
ワーランドで主に信仰されている宗教
主神 エーベ 大樹を象徴とする女神。
神話時代に起きた終末戦争を、終わらせたと伝えられている。
経典 エーベルージュ
光臨の章 暗き雲の立ち込めし空に、一条の光り有り。
地上に服して仰ぎ見れば、轟きとともに光臨せし女神あり。
白き指が天を指すと、みるみる金の髪は空に融け、曇天たる地上に再び光を導かん……
やさしき翠眼はやましき心を打ち砕き、からまる金糸は我らを癒し、
一閃の光は波紋とともにかききえて、幼き我らを救済せん。
人はいった。女神よ、我らを導き給え。未来永劫、我らは貴方に忠誠を誓わん。
女神は答えた。ひとよ。愚かしきは其の身からと知れ。導くは又、そなた自身。
服して再び仰ぎ見れば、女神すでに何処にもなし。。
七色の花 『不吉の象徴』
『七色の花は大地の涙。色が世界を埋めし時、世界は滅びを迎えん』
伝承 「女は世界の滅びを救うため、一本の樹の前に降り立ち……
樹に願って大いなる魔法の力を授かり、神となった。
そして、その力で世界の崩壊をくいとめた。」(キールの要約するエーベ伝承)
終末戦争で、アンヘル族の女性が巨木から大きな力(創造魔法の一種)を授かり、女神と思しい力を得た(または巨木の自我そのものと同調したのかも)その力を以って戦争を終わらせ、同時に戦争によって不調となった、惑星管理コンピュータの復活をさせた事が、伝承の元と成っている。