竪琴師は謳う、御身気高く在れと・・・
架せられた王者の路、選びたる護国の使命
重い運命の糸に絡め獲られながら、紫炎の瞳は時を見据える
何者にも屈する事の無い強き精神
そは、真に陽光
闇を跳ね除け、邪執を切り裂き
鮮やかに、白き獅子が微笑む
クライン王国皇太子、セイリオス・アル・サークリッド殿下。常に白い正装で、かけらも隙の無い王子様。
容姿は↑御覧の通り。優雅なロイヤルスマイルに、そつの無い受け答え。ついでに乗馬が趣味ときては、まさに白馬の王子様であります。
しかし、性格はかなり庶民的で、御忍び好きだったり、妹を溺愛するシスコン振りから見ても、ちょっと変わり者の王子のようです。
全キャラクター中最も重い運命を背負った人物。
過酷な運命を莞爾と受け、雄々しく立ち向かう獅子のイメージがします。
夭折した王子の身代わりとして、どこからか連れて来られた不運の赤ん坊と言う、何とも迷惑な話ですが、彼はその運命を必然として飲み込まされて、それでも国を背負って立とうと決意しています。
イベント中シオンが言っているように、彼の精神は並以上に強いのでしょう。その強さを持っているからこそ、シオン・カイナスという人物を惹きつける事が出来ているのだと思います。
そして、彼にとって、ディアーナこそが、王族の幸せの象徴として存在するのかもしれません。
最も護るべき至宝の姫君。彼にとって護るというのは、本能かもしれません。国よりも尚護りたいと思ったとき、彼の枷は外れるのでしょう。
シオンにとっては手ひどい裏切りですが、国の為に人生を捨てろとは、彼も言わないのではないでしょうか?
ただ願わくば、二人三脚で未来を見ていた親友に、何らかの形で応えて欲しいものです。
他の二人を選んだとしても、国が大騒ぎになるのは間違いないのですから、問題処理係の苦労は大変なものでしょう。
ところで、国王は何をしているのでしょうね?
皇太子の忙しさを見るにつけ、ほとんどの政務を代行しているようです。
元老院とか大臣とか、政務を分担する役職はこの国には居ないのでしょうか?
更に疑問があります。
墓参りイベントの言動から見て、彼の生母は、マリーレイン王妃となっているようです。では、マリーレイン王妃はいくつで殿下を生んだのでしょう?
更に、もしマリーレイン王妃が、輿入れ前に当時皇太子だったという現国王のお手つきだったとして、本当の王子が死んだ時、身代わりの赤ん坊を用意したのは、誰だったのでしょう?シオンの話からすると、実家であるローゼンベルグ家はその事実を知らないようです。
もしかしたら、ローゼンベルグと王家の癒着を危惧したカイナス家でしょうか?そうなると、シオンがこの秘密を知っているのも納得できます。
それにしても、レオニスとマリーレイン王妃って、何歳違っていたのでしょう?
テーマ曲は「Glorious」、まさに輝ける光の象徴。
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ルビーの光を潜ってお帰りください
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