王家を護りし、一振りの太刀
寡黙にして不動
一対の青い氷壁が見詰めるは何か?
過去の罪か、未来への道か
応うるは、ただ、風のみ
近衛騎士団所属、レオニス・クレベール大尉。剣技では、国内で並ぶ者のいない剣豪という評判です。
容姿は↑御覧の通り悪くないんですが、如何せん、寡黙というか無口と言うか、女官も怯えるくらい難しい表情を崩さない人物です。
芽衣曰、「睨んでいるようにしか見えない」とか。本人に自覚は無いようですが、かなり気合を入れて警備をしている模様。 性格は職務に忠実。騎士として王家に剣を捧げ、護る事を使命としている忠義の人。そして、過去の恋を今も暖めつづける男……
過去の経歴から見ると、冷静沈着に見えて、かなりの情熱家で、輿入れ前の王妃に恋慕し、後先見ない行動を起こして、懲罰寸前にまで行ったらしく、その為に、30歳という年齢と、抜きん出た技量でありながら、未だに大尉止まり。しかし彼は、現状には満足しているようです。
現国王の慈悲により、降格処分で首が繋がったのを恩義としています。
後進の育成を手がけるのが楽しいらしく、見習の面倒を良く見ていると言う評判です。
ガゼルやシルフィス等は、父とも兄とも慕っています。
クレベール家は貴族のようですが、彼自身は騎士団にほとんど住み込んでいるようです。
しかし、上記のように、経歴に王家がらみでミソのついた三十男に、軍団長はどうして、よりによって自分の娘を嫁に娶らせたいのでしょう?
いくら目を掛けている部下とはいえ、普通の親なら、まず娘の方に諦めるよう言うはずです。
考えられる可能性としては、
@娘が頑として聞かず、添えないならば死んでやると脅した。
A恋焦がれるあまり、半病人のようになってしまい、もう打つ手が無い。
B普通の状態では、嫁にいけそうに無い娘である。etc.
いろいろ考えられますが、これこそが、ファンタ最大の謎ではないでしょうか?何にしても、彼は迷惑のようです。
テーマ曲は「古の誓い」 武人の心得、それとも、マリーレイン王妃への思慕なのでしょうか
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トルコ石の光を潜って、お帰りください
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