穏やかな春の日差し
全てを包み、まどろみの中に癒す
慈愛の深い泉は、枯れる事を知らず
触れる者全てを包み、降り注ぐ
それは強さ
恐れず受け入れる柔らかな心
アイシュ・セリアンは、最年少の18歳で王宮の文官に選出された天才と言われる人物です
容姿は↑御覧の通り、優しげで、成人男子でありながら、可愛らしいともいえるでしょう。
性格はまさに春風。話しをしていると、和みすぎて眠くなるような、穏やかな青年です。
この性格のおかげで、敵対者も作らず、やっかみや誹謗中傷もすり抜けてきたのでしょうね。
ほえほえした言動と、どんくさい行動に誤魔化されがちですが、彼自身は精神的にかなり強い人です。
何があっても相手を許し、慈愛をもって接します。
また、逆境や窮地に対峙しても、最前の対処を精一杯しようとする、意志の強さが垣間見えます。
おそらくこれは、彼の育った環境から来ているのでしょう。
二人のロッテではありませんが、父と母が何らかの理由で別に暮らし、7歳まで男手で育てられた事、幼いうちに肉親の死を間近に見たこと、そして、母と弟を支えるが為に、かなり小さいうちから、家長としての自覚を持つに至ったのではないでしょうか。
だからこそ、キールの行く末を案じ、また、肌の合わない王宮での仕事にも、真面目に取り組んできたのだと思います。
思うに、彼のストレスはかなりのものです。
掃除とお菓子作りが、多分その捌け口になっているのではないでしょうか?
それがまた、キールを苦しめているのかもしれません。
テーマ曲は「優しさと強さと」 この上も無く、強く、優しい彼へ・・・
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オパールの光を潜って、お帰りください
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